【レビュー】 タナカ ガスガン S&W M327 M&P R8 HW ver2
タナカ S&W M327 M&P R8 HW ver2 をレビューしたいと思います。
すごく長い名前ですね。新品で購入です。
無印(VER1)はABS樹脂とHW樹脂の2種類あります。VER2はHW樹脂のみとなっています。
VER1は可変ホップアップ、VER2は固定ホップアップなどの違いがあります。
定価25,800+税 結構高いですね。マルイの銃が2丁買えてしまいます。
全長:263mm
重量:1,050g(実測1,006g)
装弾数:8+8発(チャンバーに8発、内部マガジンに8発)
ホップアップ:固定
M327ver2は真っ黒い箱にS&Wのロゴと文字が書かれています。ver1(無印)は銃の写真がパッケージに書かれています。ですので、箱の違いでver1とver2の違いが判別できます。中古を買うときには目印になります。
サイトピクチャーです。M29だと凹の形になっていますが、M327はリアサイトがV字になってます。人によっては見ずらいと思いますが、個人的には見やすいと思います。
私の中でこの銃で一番嫌いな部分です。ハンマーなんですけど先端が尖っていて起こすときに指が痛いです。近いうちにやすりをかけたいと思います。
左がタナカのM327で右が同じタナカのM29CBです。見比べるとやはり尖っていて痛そうですね。
実銃だとリボルバーといったら6発のところ、この銃はなんと8発撃てる!ガバメントと同等の火力!
トリガーは縦に溝が掘っていないタイプです。
トリガーの裏に凸があります。これによってトリガーを引く距離が短くなり他のリボルバーよりも連射しやすくなっています。
マルイバイオBB弾0.2gを8発シングルアクションで撃ってみました。距離は7mです。軽くグリップ底部を固定してます。タナカのリボルバーにしては結構まとまっていると思います。
外気温27.5℃ 天気晴れ 試射日9月上旬 屋外 マルイベアリングバイオBB弾0.2g
最低77.2m/s 最高78.0m/s
初速は比較的安定していて良いですね。
屋外で撃ってみた感想です。(距離を測る道具がないので大体です。)
固定ホップアップということですが、0.2gと0.25g両方使用できます。どちらがベストかというと悩ましいところです。(0.28gは明らかにホップが足りません。)
0.2gで飛距離は35mくらいでしょうか。0.25gの方があきらかに集弾性は上がります。しかし、0.25gだとホップアップが足らず撃った高さより上がるような弾道ではありませんでした。(リアサイト未調整だと飛距離は短くなります。)
0.2gでも0.25gでも使えるホップアップの味付けをしようとした結果微妙な調整となっていると思います。メーカーも0.25gを使いたかったら自分でホップの突き出し量増やしてってことでしょうか。(ホップを弱くするより強くする方が楽ですからね。)
インドアのサバゲーでは普通に使える銃だとは思います。
アウトドアではちょっと厳しいと思います。ただ、固定ガスガンなので冬場には強そうです。
よくこのM327はゲームで使える(ヒットがとれる)銃だと言われていますが、その理由が
- 集弾性が良い。ver2となりホップアップパッキンの変更。ダブルアクションの時シリンダーの回転量が少ないため遠心力が弱く、バレルがブレにくい。
- 装弾数が多い。他のモデルとあまり変わらないけどシリンダーの8発は多く感じる
- ガスタンクが大きい。ガスの量が多く気化スペースが広い。
- 連射性が高い。トリガーストロークが短い。それとシリンダーの回転量が少ないため、トリガーが少し軽い。
- 付属品にスコープやドットサイトが取り付けられるマウントベースがある。
だと思っています。
以前のタナカのリボルバーと言ったら弾は右へ左へ安定せず、使い物にならないものでした。けれども最近の物はサバゲーでもどうにか使えるようになってきました。この調子でオートを超える銃を作って欲しいですね。
こんなところで、ではでは
東雲T
ちょっと他のブログで分解方法を書いてみました。興味あったら覗いてみてください。
【分解】ガスガン タナカ S&W M327 M&P R8 HW ver2 ~バレル編~ - エアガンぶらぶラボ (shinonome-2.com)
グリップのレビューもしていますんでこちらもどうぞ。
遂にガスガンのほうが再販されたようですね。(2024年4月現在)
次はいつ再販されるかわからないのでこの機会にいかがでしょうか。
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